
エックスサーバーからConoHa WINGにサーバーを移動したんですが、ドメインがエックスサーバーに残っています。
2つのサイトで管理が面倒なので、ドメインもConoHa WINGに移背れますか?
そんな疑問にお答えします。
- 僕がエックスサーバーからConoHa WINGにドメインを移行した理由
- エックスサーバーからConoHa WINGにドメインを移行する方法
- ドメイン移管時の注意点2つ
今回はエックスサーバーからConoHa WINGにドメインを移管する方法をご紹介します。
エックスサーバーからConoHa WINGにサーバーを変更した人も多いと思いますが、ドメインはエックスサーバーに残している人も多いはず。
それだと、ドメインはエックスサーバー、サーバーはConoHa WINGになってしまって、管理が煩雑になりますよね。
今回はそれの解消方法をご紹介します!
ドメインの移管って結構難しいイメージですが、画像付きで解説しているので、誰でも簡単にドメインの移管ができるようになりますよ!
当コンテンツは、ドメインを移管する方法の記事なので、これからブログを始めたい方は、【簡単】初心者でも10分でWordPressブログを作る方法にて簡単に解説しているので、こちらをどうぞ。
また、エックスサーバーからConoHa WINGにサーバーを移行する方法はこちらをどうぞ。


僕がエックスサーバーからConoHa WINGにドメインを移行した理由


理由は一つ!色んなサイトでドメイン、サーバーを管理するのがメンドウになったからです。
当ブログはサーバーをエックスサーバーからConoHa WINGに引っ越しをしました
上記の通りでして、サーバーをエックスサーバーからConoHa WINGに引っ越ししておりまして、ドメインもエックスサーバーで取得しているため、
・ドメインはエックスサーバー
・サーバーはConoHa WING
という状態になっていました。
このままでも問題は起こらないんですが、両方のサイトで登録・管理をするのがメンドウ!ってことでドメイン・サーバー両方をConoHa WINGで一括管理するために、ドメインもConoHa WINGに移管しました。
ドメインの移管が面倒で、ドメインとサーバーを別々に契約し続けている方も多いと思うので、本記事がお役に立てればとても嬉しいです。



ドメイン移管完了までに約1週間かかりますが、その間サイトが表示されない!なんて事にはならないので安心してくださいね。
エックスサーバーからConoHa WINGにドメインを移行する方法


ここからは実際に、エックスサーバーからConoHa WINGにドメインの引っ越しを行います。
実際にやってみた感想としては、注意するポイントを押さえておけばとっても簡単でした!
画像付きで解説していきますので、手順通りに進めてみてくださいね。
手順①:ドメインを解約する(エックスサーバー側)
ドメインを移管する前に、エックスサーバーでドメインを解約する必要があります。
まずは、エックスサーバーのXserverアカウントにログインしましょう。


ログインしたら上画像のような画面が表示されますので、ドメイン右横の・・・から「解約申請」をクリックして、解約を申請しましょう。
解約申請を行ったら、登録メールアドレスに「ドメイン解約についてのご案内」が届きます。


このメールが届けば、ドメインの解約手続きは完了です。
メール本文中にドメインの有効期限が記載されていますので、その期日までにドメインの移管手続きを行いましょう!
過ぎてしまうと・・・ドメイン使えなくなります!


また、解約申請が行われると管理画面でも「解約」「解約申請済み」となりますので、念のためチェックしておきましょう。
ドメイン解約を取り消したい場合
エックスサーバーのサポートセンターに連絡すると、ドメインの解約を取り消すことが可能です
手順②:Whois登録者・管理者情報を変更する
手順二つ目はWhois情報の変更です。
Whois情報には
①登録者情報
②管理者情報
③経理担当者情報
④技術担当者情報
の4つがあり、エックスサーバーの設定画面では①②しか変更できません。
③④はサポートセンターに問い合わせして変更していきます。
手順②では登録者情報、管理者情報の変更手順
手順③では経理担当者情報、技術担当者情報の変更手順
を解説していきます
まず、Whois情報はエックスサーバー名義で代理公開をしていると、ドメイン移管ができません。
必ず代理公開を解除し、個人情報を登録していきます。



難しく感じますが、画像で解説している通りに進んてみてください!


上画像の通り「・・・」⇒「Whois情報設定」をクリックしましょう!
そうすると、次のような画面が表示されます。


恐らく最初から「Xserver Inc.(弊社)名義で代理公開する」にチェックが入っていますので、こちらのチェックを外します。


そうすると、下画像の画面が表示されますので、赤枠内に「姓」「名」「郵便番号」「住所」「メールアドレス」「電話番号」をローマ字で入力していきます。



住所は郵便番号を入力すると自動入力できますよ!
番地のみ入力しましょう。


全ての入力が終わったら「確認画面へ進む」をクリックです!
そうすると、Whois情報を変更するためにメール認証を求められますので、「有効性確認メールを送信する」をクリックしましょう。


クリック後、すぐに次のようなメールが登録アドレスに届きますので「認証用URL」をクリックしましょう!


「認証用URL」をクリックすると、次の画面が表示されWhois情報の変更第一段階が終了です!


手順③:Whois経理担当者・技術担当者情報を変更する
手順の②では、Whois情報の登録者情報、管理者情報しか変更できていません。
エックスサーバーのサポートセンターに依頼をして、経理担当者・技術担当者情報を変更していきます。



この二つも変更しておかないと、ConoHa WINGでのドメイン移管で拒否されます(笑)
僕は見事にこれに引っかかりました!エックスサーバーのマニュアルに載っていなかったんや・・・
ではさっそく、サポートセンターに問い合わせをしていきましょう!
メールを送るだけなのでとても簡単ですよ。


まずは、管理画面のトップページ移動し、右下にある「サポート」をクリックします。
そうするとサポートの部分が下画像のように変わりますので「問い合わせ」をクリックしましょう!


クリックしたら下画像のように「サポートへの問い合わせ」画面が表示されますので、一番下までスクロールしてください。


一番下までスクロールすると、お問い合わせフォームへという箇所が表示されますので「お問い合わせフォーム」をクリックです!


クリックしたら、サポートへの問い合わせ画面が表示されますので、下画像のように入力して「確認画面へ進む」をクリックします。


僕の場合は上記の内容で変更ができました。
入力がメンドウだと思うので、上記をコピペしてください(笑)
次に内容確認画面に移りますので、問題なければ「内容を送信する」をクリックして終了です。


これで当日中もしくは翌営業日くらいに「変更したよー」という案内がメールで届きます。
これにてWhois情報の変更は完了です。
次はドメイン移管できるように、セキュリティの解除へ移ります。
手順④:レジストラコンタクトキー解除
次はレジストラコンタクトキーの解除を行っていきます。
レジストラコンタクトキーの解除とは
ざっくりいうと、悪意のあるドメイン移管等に対するセキュリティみたいなものです。
これがかかったままだと、ドメインの移管ができないので解除していきます。
まずは、Whois情報の変更画面に移動し、一番下にある「レジストラコンタクトへ認証鍵を送信する」をクリックします。


そうすると、下画像の画面が表示されますので「送信する」をクリックします。


送信が終了すると、登録メールアドレスに下記のような内容のメールが送られてきますので、「認証鍵Auth Info」に記載されている内容をメモっておきましょう!





認証鍵は後程ConoHa WINGにドメイン移管設定するときに使用するので、大切に保管してください
手順⑤:レジストラロックの解除
このレジストラロックの解除でエックスサーバー側の操作は終了なので、もう少しだけ頑張ってください!
まずは、エックスサーバートップページに戻りドメイン欄の「・・・」をクリックして「レジストラロック設定」をクリックします。


そうすると、下画像の画面が表示されるので「設定変更」をクリックします。


クリックしたら、次の画面が表示されるので、変更後欄の「解除する」にチェックを入れ「設定を変更する」をクリックです!


これでレジストラロックの解除設定が完了しました。
先ほどのレジストラロック設定画面に戻ると「未設定」になっていたらOKです!





これでエックスサーバー側の作業は全て完了です!
次の項目からConoHa WINGでの作業に移ります。
手順⑥:ConoHa WINGで移管手続き(ConoHa WING側)
ここからは、ConoHa WING側でドメインの移管手続きを行っていきます。
まずはConoHa WINGにログインしましょう!


ConoHa WINGにログインしたら「WING」⇒「ドメイン」の順番でクリックしましょう!


次に上画像の画面が表示されますので、「移管」をクリックしましょう。


次に移行するドメインを、上画像のように入力していきます。
入力が完了したら「続ける」をクリックしましょう!


ここで、エックスサーバーで取得した「Auth Code(認証鍵)」を入力していきます。
認証鍵はエックスサーバーからメールで届いていますので、忘れた方はメールを再確認してみてください。
※下画像のやつです!


続いて支払い情報の入力です。
支払い方法はクレジットカードオンリーです。
入力が完了したら「決済」をクリックして完了です!


ドメインの移管リストを確認すると、上画像のような画面が表示されます。
移管処理した直後に「移管処理待ち」になり、1営業日以内に「移管手続き中」に変わり、移管が完了すると「移管済」に変わります。
これでドメインの移管手続き完了です。
お疲れさまでした!
また、今回僕は1つのドメインで審査エラーになったり、ドメイン移管後にConoHa WINGから注意を受けました。
その経験を踏まえ、次の項からドメイン移管時の注意点を紹介していきますね。
ドメイン移管時の注意点2つ


最後に僕が実際にトラブった、ドメイン移管時の注意点2つを紹介します。
- Whois情報の経理担当と技術担当の変更し忘れ
- Whois情報住所記載間違い
注意点①:Whois情報の経理担当と技術担当の変更忘れ
まず、僕がドメイン移管時エラーになった原因は、Whois情報の経理担当と技術担当の名義がエックスサーバーになっていたため。
前項のドメイン移管手順でも少し触れましたが、エックスサーバーでは経理担当と技術担当はエックスサーバーのサポートセンターに問い合わせないと変更できません!
てっきり、エックスサーバーの管理画面で変更できるWhois情報だけを変更すればいいのかと思っていたら、ConoHa WINGで移管申請をすると「経理担当と技術担当がエックスサーバー名義になっているから、移管できません」と断られました。



エラーになったら、再申請しろってことで、移管手数料もちゃっかり2回分取られました(涙)
ConoHa WINGだと管理画面で全部自分で変更できるんですけどね・・・
Whois情報には
①登録担当者情報 = ドメインの所有者(管理画面で変更可能)
②管理担当者 = ドメインの管理者(管理画面で変更可能)
③経理担当者 = ドメインの経理担当者(管理画面で変更不可)
④技術担当者 = ドメインの技術担当者(管理画面で変更不可)
これらの4つがあり、全てを自分の名義に変更しないと、ドメイン移管できません。
僕みたいにお金を無駄にしないように、必ずサポートセンターに連絡をいれ、全て個人名義になっている事を確認してから移管手続きを行いましょう!
注意点②:Whois情報の記載間違い
上記、Whois情報を全て個人名義に変更したら移管はできましたが、その後「Whois情報が正しくないですよー、至急直してくださいー」と警告メールが届きました・・・。


上記メールを要約すると「登録されているWhois情報が正しくないから対応期日までに修正してね。修正が確認できなかったら、ドメインを止めるよっ」って事が書かれています。
サポートセンターに問い合わせて何が間違っているのか確認したところ、住所の番地の記載方法を間違えていました。
サポートセンターに聞いたところ、よくある間違いだそうです(笑)
もし、番地を最後につけている方は、すぐに修正しておきましょう!



番地の入力は最初!
まとめ:エックスサーバーからConoHa WINGにドメインを移管して煩わしさを解消しよう!


今回はエックスサーバーからConoHa WINGにドメインを移管する方法をご紹介していきました。
結構ConoHa WINGににサーバーを移動したけど、ドメインはエックスサーバーやお名前.comのまま!って方も多いはず。
ぶっちゃけ管理が面倒だと思うので、さくっとドメインも移管してしまいましょう!
ConoHa WINGだと同じ画面でサーバーとドメインが管理できるので、今後のブログ運営が絶対に楽になりますよ!
今回はこれで以上です!
おわり。
エックスサーバーからConoHa WINGにサーバーを移行したい方はこちらもどうぞ。


コメント
コメント一覧 (2件)
はじめまして、よろしくお願いいたします。
内容が分かり易くてブックマークしております。
現在、エックスサーバーからConoHa WINGへドメイン移管を検討しているのですが、エックスドメイン側で複数年契約している場合、この有効期限は引き継がれるのでしょうか。
記事を参考に、無事にドメイン移管できました!
ConoHa WINGだと年間200円くらい高くなっちゃったけど、月にしたら20円程度だし管理が楽になりますね。
画像入りで分かりやすかったです、ありがとうございました^ ^